この度、編み機を購入しました 。

編み機を購入した目的はセーターを編むこと!
(最近のオーバーサイズのデザインが似合わなくて困っていて...)

編み機については何もわからない状態の初心者ですが、
使いこなせる様に頑張っていきたいと思います。

 

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購入した編み機【Brother KH-831】を見てみる

私が購入した編み機【Brother KH-831】を紹介します。

購入したのは動作未確認のジャンク品で、
正常に動くのか、故障の場合の重症度については『神のみぞ知る』という状態です。

その分、お安く購入できているので文句はありません。

 

届いた現品は触るとザラザラする程度にはホコリっぽくて、あまり触りたくない状態でした 。
この記事の画像は、届いたまま・お掃除前の状態を撮影しています。
ホコリもバッチリ映り込んでいますので、汚い画像が苦手な方はブラウザバックをオススメします。
汚くても大丈夫という方は、触りたくなくて雑な画像である上、
うっかり触ってホコリに指跡がついたりしていますが、ご容赦ください
。

なお、こちらは販売当時の段ボールに入っていました。
段ボールの傷みから購入品を特定されそうなので段ボール画像はなしにしておきます。

段ボールからもホコリっぽい押し入れのにおいがしたので
天気のいい日に外に出して風に当てておいたら、少しはマシになりました。

 

購入時に入っていたものは下記4点 です。

  1. 編み機本体
  2. ニットリーダー
  3. 取扱説明書
  4. 製品カタログ

 

それぞれセット内容を確認していきます。

1.編み機本体

編み機本体です。

編み機(KH-831)

本体サイズ: 奥行き21cm × 幅106cm × 高さ9cm
本体重量:13kg
動かすのも大変なくらい重いです。さすが金属製。

 

蓋を開いた状態です。

編み機(KH-831)オープン

蓋部分に大きめの部品が収納されていて、下が編み機本体になっています。

 

編み機の状態はメンテナンスをする際に確認することにして、
今回は部品が揃っているかだけ確認します。

 

取扱説明書の部品ページと照らし合わせながら見ていきます。

キャリジ(carriageの意味:機械の可動部分・台車・滑車)

キャリジは、編む際に左右に動かす部分です。

キャリジ

編地押えという部品をキャリジの5個あるボタンの両脇のツマミに取り付けて使用します。

編地押え

 

本体

針が並んでいる本体です。

編み機本体
上部には糸取装置やカード支エといった棒を差し込む穴、パンチカードの挿入口、
小物を収納する部品箱等があります。
手前にはフック状の編み針が200本並んでいます。

 

左上の部品箱には細々とした付属品が入っています。
部品箱

 

付属品

糸取装置

糸取装置
糸調子(テンション)を調節するものらしいです。

 

補助レール

補助レール
本体の両脇に差し込んでレールを延長して、キャリジの待機場所になるらしいです。

 

編出シ

編出し
編み始めの段全体に引っ掛ける「おもり」らしいです。

 

模様板1/1

模様板1/1
編針の位置をまとめて動かすときに使う板らしいです。

 

カラーウェイト

カラーウェイト
編地を下に引っ張るための「おもり」です。

 

タッピ・ウツシ・カギ針

タッピ・ウツシ・カギ針
上から

  • タッピ:先がフックになっている編針?で、編み目を変更する際に使用するらしいです。
    (機械編みはメリヤス編みなので、メリヤス→ゴム編み・ガーター編みに手作業で変更します)
  • ウツシ(3種類):減らし目・増し目など、編み目を他の針に移す際に使用するらしいです。
  • カギ針:画像左側は『かぎ針編み』の針と同じフック形、右側は先が細く曲がった形状をしています。

 

抜キ糸・編針(予備)・トジ針(欠品)

抜キ糸・編針(予備)
上から

  • 抜キ糸:編み始め・編み終わりに一時的に編み込む滑りやすい糸らしいです。
    後で引っ張って抜く前提の、編地と捨て編みの切替段に使用する糸で(100均の)リリアン糸と似ています。
  • 編針(予備):編み機の針の予備です。3本入っていました。
  • トジ針:入っていませんでしたが、編み物売場でよく見かけるし問題ないかな。  

 

【追記】
トジ針が編針の袋の中に入っているのを後日発見しました。確認不足です。
トジ針発見

 

手バケ・名札・手入れ油

手バケ・名札・手入れ油
左から

  • 手バケ:掃除等メンテナンスの際に使用するらしいです。
  • 名札:昔は編み物教室に行く際に必要だったのかな?
    (編み機だけで13kg抱えて教室行くのすごいな…)
  • 手入れ油:サビ防止と潤滑油として使用します。
    未開封でしたが古い油は良くなさそうなのでこれは使わず、ミシン油を使います。

 

取付金具

取付金具
編み機を机に固定する際に使用します。

 

パンチカードNo.1c-No.20c

パンチカード1
パンチカードは模様編みの設計図です。
カードは【No.1c~No.20c】の全て揃っていました。

パンチカード2
素材は、ハリと柔軟性のあるプラスチック製のシートです。

パンチカードはシートを買って模様の自作もできるとのこと。
(シートは現在もamazonで互換品を購入できます)

 

カード支エ・スナップ

スナップ・カード支え
上から

  • カード支エ:本体に差し込んでパンチカードを後ろから支える棒です。
  • スナップ:パンチカードの両端を繋いで輪にする際に使用します。
    輪にすると模様をループして編むことができるみたいです。
    スナップ

 

パラフィン・パラフィンケース

パラフィン・パラフィンケース2
毛糸の摩擦を減らすために糸取装置に取り付けて使用するらしいです。
蝋引きするってことで、消耗品ですね。
時間が経つと劣化するみたいなので、入っていた物は使えないかな。

ちなみに『市販のロウソクにはパラフィン以外の成分も入っているので代用しない方が良い』
って、GoogleさんちのGeminiくんが言ってました 。
油シミが着いたりするらしい。どうしようか考え中。

 

Lキャリジ

Lキャリジ
透かし編みをする際に使用する自動目移し装置らしいです。
自動目移しって、針を曲げて隣の針に目を移すと考えると
針にかなり負荷が掛かりそうなんだけど、針は歪んだりしないのかな。

 

キャリジ止メ金

キャリジ止メ金
収納の際に本体上のキャリジを動かない様に固定するための金具です。

 

トジワイヤー
トジワイヤー
取扱説明書P2より

今回購入した編み機には入っていませんでした。

トジワイヤーは『ミシン縫製のとき、編地の端をかがるのに使います』 と書かれています。
付属品の画像を見る限りただの針金?っぽいけど...

取扱説明書に使い方の記載が見当たらなかったのですが、
編み方のテクニック本に、
『毛糸でしつけをするか、トジワイヤーで仮止めをしてからミシンをかける』
と記載がありました。

トジワイヤーは、ミシンで縫製する前に縫い合わせる編地を仮止めするのに使う棒らしく、
具体的には、肩や脇(身頃の側面)、袖下のような直線部分を縫い合わせる際に
ミシンをかける複数の編地の端の目を(交互に?)拾って棒を通すことで仮止めする
みたいです。
長いマチ針を使って、なみ縫いで固定するイメージですかね?

 

【追記】
→編み機を清掃するために分解した際、針床の下から発見しました。
『トジワイヤー』の直径は0.5mm、長さは70cmの針金 でした。
トジワイヤー発見
トジワイヤーの頭側。針金の先端が巻いてあります。
トジワイヤー頭
トジワイヤーの針側。真っ直ぐで、特に加工はないです。
トジワイヤー針の先端

 

以上、編み機本体の付属品で欠品していたのは2点でした。

  • トジ針
  • トジワイヤー

欠品が少なくて助かります。
素人では見たこともない代用品を探すのは大変で。

 

【追記】
後日トジ針・トジワイヤーの両方共が見つかり、欠品はありませんでした。
丁寧に保管されていてありがたい。

 

2.ニットリーダー

私が購入したものは、外付けのニットリーダーが付属しているタイプ。
ニットリーダーの型番はKL-116だと思います。
同じ型番で付属していないタイプもあるみたいです。

ニットリーダーとは、型紙を見ながら編むことができるアクセサリです 。
目を増やす場所・減らすといった調整箇所が確認できて便利とのこと。

私の目標はセーターを編むことなので
ニットリーダーは必要だと思い、付属しているものを買いました。
(サイズが大きいので単品購入だと送料が高いです。)

このニットリーダーを選んだ最大の理由は『等身大パターン』を使用できるという点 です。
1/2スケール等、縮尺が違うと途中でうっかり間違えてしまいそうで不安だったので。

 

それでは、セット内容を見ていきます。

ニットリーダー

  • リーダーケース(画像右上):ニットリーダーの本体・付属品を全て収納できます。
  • シートケース(画像右中央):編み目スケール・シートを入れるケース。
  • ニットリーダー本体(画像右下)
  • 取付金(2個・ニットリーダー本体下部2ヶ所に着いている金属板):編み機に取り付ける際に使用します。
  • シートガイド(2個・画像左):シートを支えるための金具です。
  • ブラザーペン:欠品していました。
    水性サインペンなので、例えあっても今では使えないでしょう。

 

シートケースの中身
ニットリーダーシート・編み目スケール
  • 編み目スケール(画像中央):シートの製図から目数を読むのに使用します。
    ニットリーダー編み目スケール
    帯がついたままの未使用でした。紙製で傷みやすそうな付属品がキレイで嬉しい。

  • シート(画像下):パターンを描く用紙です。
    薄いプラスチック製のシートで、水性サインペンで等身大のパターンを描いて使用します。
    前の持ち主さんの書き込みがありますが、このシートは水性サインペンで描いて
    使用後は水や中性洗剤で線を拭き取って繰り返し使えるもの
    なので問題ないです。

    いずれ予備のシートがほしいな。

 

以上、ニットリーダーの付属品は揃っていました。(水性サインペン以外)
傷みやすいシートも編み目スケールもキレイで嬉しい。

 

3.取扱説明書

取扱説明書
本体の使い方はもちろん、ニットリーダーの使い方も記載されています。

【Brother KH-831】の取扱説明書はネット上にPDFファイルがあった ので
絶対必要ではなかっものの、実物があった方が嬉しいです。

 

4.製品カタログ

当時のブラザー製品のカタログです。

ブラザー製品のカタログ

ミシン・編み機・掃除機・アイロン・ヘアカーラー・電子レンジ・
エアコン・カセットレコーダー・ピアノ・タイプライター等々の製品が載っていました。

ブラザーというと、ミシンとプリンターのイメージだったのですが
色々な製品があったのだと興味深かったです
。

 

セット内容についてまとめ

編み機本体の欠品は2点、ニットリーダーの欠品は1点、計3点が不足していました。

  • トジ針
  • トジワイヤー
  • 水性サインペン

トジ針と水性サインペンは代わりが購入できそうですし、
トジワイヤーも必要なら長い針金を用意すれば良さそうかなと思います。
ミシン縫製の際は毛糸でしつけをすればトジワイヤーは必要ないみたいですし、
不足していたものについては、なんとかなりそうです。

 

【Brother KH-831】を選んだ理由

私が購入した編み機【Brother KH-831】は、
1970年代後半に発売された機種になります。

 

私がこの機種を選んだ理由は、下記5点です 。

  1. 4.5mmピッチの金属製の機械であること
  2. 販売台数が多く、情報や交換部品・本体の入手が簡単であること
  3. 電源を使用しない機種であること
  4. 構造ができるだけシンプルであること
  5. 使用可能なニットリーダーが等身大のパターンを使用すること
  6. アクセサリが豊富であること

 

1.4.5mmピッチの金属製の機械であること

編み機には針がたくさんついているのですが、
その針と針の間隔(ピッチ)にはざっくり3種類あります。

  • 4.5mm(細機):合細~合太の毛糸用
  • 6.5mm(中細機):中細~並太の毛糸用
  • 9mm(太機):並太~極太の毛糸用

針の幅は、編む毛糸の太さと合わせる必要があります 。

私はハイゲージ寄りの目の詰まったセーターを編みたいので
針の間隔が4.5mmの機種を購入することにしました
。

 

ちなみに、家庭用の編み機では4.5mmピッチが標準・王道 とのことで、
過去の販売台数が多い分、中古市場で売っている数も多くなっています 。

また、プラスチック製は軽くて手軽に使えて便利ですが、
私は頑丈さを優先させたかったので金属製の機械を選びました。

 

2.販売台数が多く、情報や交換部品・本体の入手が容易であること

編み機はかなり高価です。
新品を購入しようと思うと15万円ほどします。

個人的には、使いこなせるかわからない状態で15万円は出せません。
なので、私は中古品を購入することにしました。

 

ヤフオクやメルカリ等のサイトをしばらく見ていると
比較的状態の良さそうなものが多く出品されている型番が見えてきます。

サイトにたくさん出品されている型番は、当時の販売台数が多い機種でもあります 。
販売台数が多い型番は、使い方・メンテナンスの情報が見つかりやすいです 。

そして、出品台数の多い機種から候補を選ぶ際は、型番で検索して情報量の確認をしました 。
編み機の専門サイト、ブログ記事、Reddit等の掲示板、YouTubeの動画等を見て、
取扱説明書がネット上にあるか、使い方やメンテナンス方法が紹介されているか、
また個人の投稿は玉石混交なので情報の件数が十分に多いか等を調べました
。
(最近の翻訳機能は優秀で、日本語以外の情報も参照できてありがたいです。)

使い方はもちろんのこと、
なにせ半世紀前の機械なので、メーカーサポートは終了していますし、
修理してくれる業者さんも期待できません。
(編み機修理で有名な業者さんも2025年末で修理受付を終了したらしいとの噂)

独学で使い方を覚えること、メンテナンスも自分ですることを考えると、
情報と交換部品の入手性(部品取り用の2台目の購入の容易さ)は最優先事項でした
。

 

3.電源を使用しない機種であること

【電子編み機】と言われる編み機があります。

電子編み機は、コンピュータで制御することで
複雑な形状や模様に対応できる便利な機能が搭載された機種です
。

面白そうで心惹かれはしましたが、
恐らく私は複雑な模様編みはしないだろうこと、
プレーンなセーターが編めれば十分であること、
何より電子基板の修理を考えると、自分ひとりでは手に負えないと思ったので避けました。

 

4.構造ができるだけシンプルであること

電源を使用しない機種で調べていたところ、発売年が新しくなると、
外付けだったアクセサリが内蔵されていることがある とわかりました。

こちらも、使用上は便利そうではあるものの、
自分でメンテナンスすることを考えると
内蔵よりも外付け部品である方が良いと考えました
。

修理が難しい場合でも、外付けのアクセサリごと交換すれば済む訳ですから。

なので、できるだけ外付けで機能を追加する、本体自体の機能はシンプルそうな型番を選びました。

 

5.使用可能なニットリーダーが等身大のパターンを使用すること

私が編み機を購入する目的はセーターを編むことです。

セーターは、パターンに合わせて目を増やしたり減らしたりする必要があります。
ニットリーダーは目の増減ポイントを確認できる便利なアクセサリです 。
なので、編み機にニットリーダーを外付けできて、
ニットリーダーのパターンサイズが等身大であることを重視しました
。

1/2サイズ等、縮尺が違っていると都度目数や段数の確認・計算をしたり、別途書き出すことになり、
うっかり間違えそうなので等身大のパターンが使用できることは重要でした。
(ケアレスミスが多い自分のことをわかっているので…)

 

6.アクセサリが豊富であること

修理のしやすさについて重視している一方で、
私は機械の周辺機器(アクセサリ)が大好き なんです。

アクセサリを使用することで 新しいことができる様になるとワクワクします。
実際には使用頻度が低い機能だったとしても、その楽しさを諦めることはできません。

なので、アクセサリが豊富な機種を選びました 。

 

古い機種の方が
機能が少なくて初心者には使いやすいですし、
機能が少なく、構造がシンプルな分だけメンテナンス性が良いですし、
金属製部品が多くて丈夫ですし、
ポップなブルー・グリーン・ピンク等でレトロかわいいデザインもありますし、
私の基準では絶対そっちの方が良いだろうとわかっていても。

古い機種はアクセサリが少ないのです。
堅牢性・メンテナンス性が多少見劣りしても、
個人的に古い機種のデザインの方が好みでも、
私はアクセサリを使える楽しさを優先する変態なんです。

 

ちなみに、古い機種の方が錆びていたりといった状態難が多いとは思いますが、
もはや古すぎて経過年数よりも保管状況による個体差が大きいと考えているので
状態難については機種の差には入れていません
。
あしからずご了承ください。

 

1~6の条件を満たしていたのが、【Brother KH-8XX】シリーズ

私が調べた限りで上記の1~6の条件を満たしていたのが【Brother KH-8XX】シリーズ でした。

具体的には【KH-811~KH-861】が候補となりました 。
型番の選択理由としては、【KH-801】以前は対応アクセサリが少なく、
【KH-871】以降はニットリーダー・段数計が内蔵されているため除外としました。

(あくまで私の調べた限りなので、詳しい方からは色々ツッコミ所があるとは思います...。)

 

その中でも、ヤフオク等のサイトで特に多く見かけたのは下の3機種でした。

  • 【Brother KH-821】
  • 【Brother KH-831】
  • 【Brother KH-851】

出品される機種は時期によって変動があると思いますし、
多く見かけたというのも、あくまで私の主観です 。

購入する候補をこの3機種に絞ってサイトを監視して、
状態が良さそうで、ニットリーダーがセットであり、
格安で出品されていたものを今回購入しました
。

 

編み機の購入については以上です。
これからメンテナンスを進めて、編み機として使える様にしていきます!

 

 

 

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