これまで、

『CartReader』のファームウェアアップデート をし、

 

『CartReader』で『ファミコン(FC)』のカートリッジの吸出し をしました。

 

今回は『スーパーファミコン(SFC)』カートリッジのROM吸出し をしていきます。

 

!吸出しの際の注意!

私はPCのエミュレーターで遊びたいので、吸出しをしています。

あくまでも、自分が所有しているソフトを、自分がプレイするための措置 として行っています。

ネット上からダウンロードしたり、吸出しデータを保存しているソフトを売却することはしません

 

『CartReader』で吸出しができるゲームはプロテクトがかかっておらず、吸出しは問題ないとされています が、

ソフトがない状態でROMを保持する(ネット上からダウンロードしたり、ROMデータを保存しているソフトを手放す)と違法 という認識が一般的です。

ですが、私は法律に詳しくなく確実なことは分かりません

もし参考にされる方がいましたら、自己責任で 行ってください。

 

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『スーパーファミコン(SFC)』の吸出し方法

では、『スーパーファミコン(SFC)』の吸出し方法 を見ていきます。

特殊チップ搭載カートリッジ

スーパーファミコン(SFC)ソフトには『特殊チップ搭載カートリッジ』と呼ばれる特別な仕様のものがあります

『特殊チップ搭載カートリッジ』の吸出し方法は、通常カートリッジと同様 になります。

しかしながら『特殊チップ搭載カートリッジ』の吸出しには『CartReader』の基盤に部品が付いている必要があります。

手元の『CartReader』にその部品が付いていない場合は、吸出しができません

 

0. 使用するもの

使用するものは5点 です。

  • CartReader・microUSBケーブル
  • スーパーファミコン(SFC)カートリッジ
  • 接点復活剤
  • PC(ネットにつながっているもの)
  • カードリーダライタ(microSDカードをPCに接続するための装置)

SFC吸出しに使用するもの

 

カートリッジソフトのお手入れにおススメ

カートリッジソフトのお手入れには、『接点復活材』や『無水エタノール』があると便利 です。

 

接点復活材は、読込み難くなった端子の汚れを落とし、電気の流れを回復させる洗浄剤 です。

また、接点復活材を端子に塗ると、油膜を作り潤滑剤にもなるため、接点のすり減り防止 に効果的。

 

無水エタノールは、電子基板の洗浄使用できます。

接点復活材に比べると端子保護の効果はありませんが、端子の汚れ落とし効果は抜群 です。

 

 

1. 『CartReader』のスイッチを設定する

『CartReader』左側面のスイッチを設定 します。

『スーパーファミコン(SFC)』吸出し時の設定は『右 左 右 右』です。

CartReaderスイッチの設定

 

2. 『スーパーファミコン(SFC)カートリッジ』の端子に接点復活剤を塗る

『スーパーファミコン(SFC)カートリッジ』の端子に接点復活剤を塗っていきます

吸出し時に端子に汚れがあるとエラーが出ますので、接点復活剤を塗る前に端子の掃除をしておきます

私は、事前に無水エタノールを付けた綿棒で端子の掃除をしました

 

清掃後の端子に、読込み改善効果と潤滑剤効果を目的に 接点復活剤を塗ります

カートリッジの端子の両面に接点復活剤を塗り、『CartReader』に挿します

カセット端子に接点復活剤を塗り、挿入

これでセッティングは完了 です。

 

3. 『CartReader』の電源ON

続いて、『CartReader』の電源を入れます

『CartReader』右側面のmicroUSBポートにケーブルを接続して給電します。

この際、microUSBポートには 5V1A で給電すると動作が安定し、エラーが出にくい 様です。

5V1Aのアダプタがない方は、PCのUSB3.0ポート(5V0.9A)に接続 しておけば大丈夫です。

 

!microUSBポートの破損に注意!
多くのYouTuberさんも指摘されていますが、このmicroUSBポートはとても壊れやすい です。
基盤の表面4か所はんだ付けされているだけで固定されていて、ケーブルを抜き差しする力でも簡単に剥がれてしまいます
これは『Arduino』というマイコンの部分で、誰が製作しても壊れやすいのは変わりません。
microUSBポート
対策として、端子部がマグネット式になっているUSBケーブルの使用をおススメ します。
microUSBポートに端子を挿したままにしておいて、使用する際にマグネットでケーブルを繋げば、ポートに力がかからずに済みます
購入する際は『充電・データ転送対応』のものにすると、本体のファームウェアアップデートも同じケーブルでできて便利です。

私もマグネット式USBケーブルをネットで注文して、到着待ち中。

マグネット式USBケーブルが到着するまでは、ダイソーのUSBケーブルで吸出しを進めていきます

 

4. 『CartReader』を操作する

『CartReader』で吸出し操作をしていきます

『CartReader』の操作方法

『CartReader』の電源を入れると、液晶に操作メニューが表示されます。

メニューの左にある『●』がカーソル です。

液晶表示とスイッチ

液晶画面の下にボタンが2つあり、2つのボタンを以下の様に押して操作します

ボタンの操作方法
  • 左ボタンを1回押す:『●(カーソル)』を一つ下に進める
  • 左ボタンを2回押す:『●(カーソル)』を一つ上に戻す
  • 右ボタンを1回押す:決定

 

 

上記の操作方法を踏まえて、スーパーファミコン(SFC)カートリッジの吸出しをしていきます

『Super Nintendo』にカーソルを合わせる→右ボタンを押す

『CartReader』の電源を入れると、液晶にメニューが表示されます。

『Super Nintendo』にカーソルを合わせて 右ボタンを押します

ちなみに『Super Nintendo』は海外版スーパーファミコン『Super Nintendo Entertainment System(SNES)』の略称です。

Super Nintendoを選択

 

『Super Nintendo』にカーソルを合わせる→右ボタンを押す

吸出すカートリッジタイプを選択するメニューです。

基本的に『Super Nintendo』にカーソルを合わせて 右ボタンを押します

書換え可能な『SFメモリカセット』の場合は、『NPwoer SF Memory』を選択します。

Super Nintendoを選択

SFメモリカセットについて

『SFメモリカセット』は、『ニンテンドーパワー』というゲームソフト書換えサービスで使用されたソフト です。

書換えソフト対応ハードは『スーパーファミコン(SFC)』と『ゲームボーイ(GB)』でした。

当時はローソンのレジにて、書込み用ソフト『SFメモリカセット』『GBメモリカートリッジ』を購入し、

『Loppi』を利用して好きなソフトを書き込むことができました。

 

また、カートリッジのメモリ容量以下であれば、1つのカートリッジに複数のソフトを書き込むことが可能でした。

そのため、複数のソフトが入っている『SFメモリカセット』の場合は

上画像メニューで『NPower SF Memory』を選択し、吸出すソフトを選ぶ ことになります。

 

今回は『SFメモリカセット』を吸出していますが、間違って『Super Nintendo』を選択して進めています

吸出している『SFメモリカセット』の中身が『ファイアーエムブレム トラキア776』1本のみのためエラーが出ませんでした

ですが、『CartReader』の故障につながりかねませんので、キチンと確認する様にお願いします

 

ソフト情報を確認→右ボタンを押す

カートリッジ内のソフト情報が表示されます。

内容を確認して、右ボタンを押します

ソフト情報確認画面

 

『Read Rom』にカーソルを合わせる→右ボタンを押す

『Read Rom』にカーソルを合わせて右ボタンを押すと、吸出しが始まります

Read Romを選択

今回はROMデータを吸出しますので『Read Rom』 を選択しています。

セーブデータを吸出したい場合は『Read Save』

セーブデータを書き込みたい場合は、microSDカードにセーブデータを入れて『Write Save』 を選択することになります。

 

吸出し完了→右ボタンを押す

吸出しが完了すると、下画像の画面になります

LEDライトが緑に光り、『Checksum OK: ●●●』と記載があれば吸出し成功です。

吸出し完了

右ボタンを押すと吸出しメニューの画面に戻ります

ROM吸出し作業完了

 

これで『CartReader』での作業は終了 です。

 

!注意!

カートリーダーの電源が入っているときにカートリッジを交換したり、複数のカートリッジを同時に挿入したりすると故障の原因になります

1つのカートリッジの吸出しが終わったら、必ず電源を切ってからカートリッジを交換してください

 

5. 『CartReader』の電源OFF→microSDカード取り出し

『CartReader』の電源を切り、microSDカードを取り出します

microSDカードを取り出す

 

6. microSDカードをPCに接続

『CartReader』から取り出したmicroSDカードをPCに接続します

私はUSBで接続するカードリーダーライタを使用しました。

そのため、以降の画像では『USBドライブ(G:)』がmicroSDカードになります。

 

7. SNES→ROM→ソフト名(英語)→●●(数字)→sfcファイルを確認

microSDカードの内容を確認します

新しく『SNES』フォルダが作成されているはずです。

『SNES』フォルダ→『ROM』フォルダ→『ソフト名(英語)』フォルダ→『●●(数字)』フォルダ→『.sfc』ファイルがあればOK です。

SDカードの中身を確認

 

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『ROM Checker』で『.sfc』ファイルを調べる

最後に、『ROM Checker』というツールで、正常に吸出しできたかを調べます

 

『ROM Checker』とは、『オールドゲーム ROM研究』さまがサイト上で公開しているソフトです。

『ROM Checker』を使用すると、吸出したROMの『正常』『不良』を判別できます。(当時の日本版のみ)

吸出し時に『CartReader』でエラーが出なくても、吸出したROMが不良で、エミュレーターで動作しないことがあります。

カートリッジ自体が古いものなので、吸出し時の接触不良で データが不良ROMになることも多いです。

ROMを吸出した際は、『ROM Checker』で『正常』なことを確認しておくと確実 です。

 

1. 『ROM Checker』をダウンロード

まずは、『ROM Checker』をダウンロードします

『オールドゲーム ROM研究』さまのサイトの一番上の『ROM Checker』をダウンロード

『オールドゲーム ROM研究』さまURL:http://mrchecker.web.fc2.com/index.html

 

2. ダウンロードしたZIPファイルから『ROM Checker.exe』を開く

ダウンロードした『rom_checker_v●●●.zip』をダブルクリックして開く

ROMCheckerを開く

 

開いた『rom_checker_v●●●』フォルダ内の『ROM Checker.exe』をクリック

ROMCheckerを開く2

 

『ROM Checker』が起動した

ROMCheckerを開く3

 

3. 『ROM Checker』に『.sfc』をドラッグ&ドロップ

『ROM Checker』のウインドウに、『.sfc』ファイルをドラッグ&ドロップします 。

.sfcをROM Checkerにドロップ

 

4. 一番下に青字で『一致しました』と表示されていればOK

問題がなければ、一番下に青字で『一致しました』と表示 されます。

ROMCheckerで一致すればOK

『ROM Checker』でエラーが出る場合

『ROM Checker』でエラーが出る場合は、何度か繰り返し吸出してみてください

もし接触が悪いだけであれば、『正常』なROMを吸出すことができることもあります。

 

また、ファームウェアのバージョンを変更すると吸出しができる場合があります

私はネオジオポケットソフト『伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子』の吸出しの際、

ファームウェア『V7.3』では『CartReader』での吸出し時は正常動作の際と同じでしたが、

何度吸出しても『ROM Checker』ではファイル破損と表示されました

ですが、ファームウェア『V6.6』に下げるとエラーは出ず、エミュレーターでも動作しました

ネオジオポケットソフトは1本しか所有していないため、このソフトのみの事象かは確認できていません。

ROMCheckerでファイル破損

 

何度繰り返しても同様のエラーが出る場合は、その『CartReader』でそのカートリッジは吸出せないと諦めましょう

吸出せない場合、全ての『CartReader』・同じタイトルのカートリッジの組み合わせで 同様に吸出せないのか、

その『CartReader』の個体に問題があるのか、そのカートリッジの個体に問題があるのか、色々な原因が考えられます。

解決するには専門知識が必要になりますので、一般の人には解決は難しいと思います。

 

5. 『.sfc』のファイル名を変えて保存

『一致しました』と表示された『.sfc』は、

ファイル名を判別しやすい英数字に変更して、PCに保存します

ファイル名の注意点
ファイル名は半角英数字でつけます
ひらがな・カタカナ・漢字を使用すると、エミュレーターでエラーが出ることがあります

 

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吸出しできないソフトもある

私の『CartReader』では『タクティクスオウガ』を吸出すことができませんでした

何度吸出しても同様のエラーが出続け、ファームウェアバージョンを変更してもエラー内容は変わりませんでした

吸出し時エラー

また、吸出し時にエラーが出た場合も、SDカード内には『.sfc』ファイルが作成されており、

試しに『ROM Checker』でチェックすると、赤字で『一致しません』と表示 されました。

吸出しエラーでもファイルはできる

ROMCheckerで一致しない

ちなみにこのファイルはエミュレーターで動作しませんでした

なので、『タクティクスオウガ』の吸出しは諦めて、Wii UのVC(バーチャルコンソール)を購入しました

 

まとめ

今回は『CartReader』で『スーパーファミコン(SFC)カートリッジ』の吸出し をしました。

 

『タクティクスオウガ』の吸出しができなかったのは残念でしたが、

『CartReader』は公式でサポートされているものではないので、一定数のエラーは仕方ない ですね。

有名な『レトロフリーク』でも動かないソフトがあるとのことですし。

 

!吸出しの際の注意!

私はPCのエミュレーターで遊びたいので、吸出しをしています。

あくまでも、自分が所有しているソフトを、自分がプレイするための措置 として行っています。

ネット上からダウンロードしたり、吸出しデータを保存しているソフトを売却することはしません

 

『CartReader』で吸出しができるゲームはプロテクトがかかっておらず、吸出しは問題ないとされています が、

ソフトがない状態でROMを保持する(ネット上からダウンロードしたり、ROMデータを保存しているソフトを手放す)と違法 という認識が一般的です。

ですが、私は法律に詳しくなく確実なことは分かりません

もし参考にされる方がいましたら、自己責任で 行ってください。

 

 

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