今回は、購入した『CartReader』 と おススメ100均『CartReader』収納ケース について紹介します。
『CartReader』を購入した目的は 、
前回お掃除をしたカートリッジのゲームを吸い出してPCエミュレーターで遊ぶこと です!
では今回もやっていきましょう~。
私はPCのエミュレーターで遊びたいので、吸出しをしています。
あくまでも、自分が所有しているソフトを、自分がプレイするための措置 として行っています。
ネット上からダウンロードしたり、吸出しデータを保存しているソフトを売却することはしません 。
『CartReader』で吸出しができるゲームはプロテクトがかかっておらず、吸出しは問題ないとされています が、
ソフトがない状態でROMを保持する(ネット上からダウンロードしたり、ROMデータを保存しているソフトを手放す)と違法 という認識が一般的です。
ですが、私は法律に詳しくなく確実なことは分かりません。
もし参考にされる方がいましたら、自己責任で 行ってください。
『CartReader』とは
まず、『CartReader』は、カートリッジ式ゲームソフト内のデータを抽出することができる装置 です。
開発者のsanniさんが作り方・プログラムを無料でネット公開してくださっています 。
カートリッジリーダー GitHub Wiki : https://github.com/sanni/cartreader/wiki
自作の方法を公開してくださっていて、実際YouTuberで自作されている強者もいらっしゃいます。
また、技術のある方が作成して販売してくださっていて、メルカリ等で購入可能です 。
私は自作して正常に動かす自信も無く、PayPayモールで完成品を購入しました 。
相場は、本体のみ10,000円、各種アダプタが各2,000円ほどかと思います。
ただし2021年にクラウドファンディングで注目を集め作成・販売する方が増えたためか、
近頃は本体の価格は下落傾向にあります。
『CartReader』の4つの特徴
『CartReader』には4つの特徴があります 。
- 1台で多種類のゲーム吸出しに対応
- 自分で作成でき、同種の機器購入より安価
- セーブデータの吸出し・書込みに対応
- PC不要で吸出し可能(スタンドアローン)
一つずつ内容を見ていきます。
1台で多種類のゲーム吸出しに対応
1台で多くの種類がゲームソフトの吸出しが可能で、ゲームハード毎に吸出し機を買い揃えずに済みます。
自分で作成でき、同種の機器購入より安価
レトロゲームの吸出し機はニッチな商品のため、販売されいる吸出し機は高価なものが多いです。
また、基本的に1種類のゲームハードに対応した製品となっていて、ゲームハード毎に複数購入する必要があります。
セーブデータの吸出し・書込みに対応
ゲームカートリッジのセーブデータは電池式のものが多く、カートリッジ内部の電池がなくなるとセーブデータが失われてしまいます。
『CartReader』はセーブデータの吸出し・書き込みに対応しており
セーブデータを吸出して、そのセーブデータの続きをエミュレータで遊ぶこともできますし、
カートリッジの電池交換後に、カートリッジにセーブデータを書き込んで続きを実機で遊ぶこともできます。
PC不要で吸出し可能(スタンドアローン)
同様の吸出し機の多くは、PCに専用ソフトを導入・操作するものが多いです。
私が見た限りでは、使用方法がわかりにくい製品も見受けられました。
どのサイトの、どのソフトを、どこからダウンロードすればいいのか、自分で探さないといけません。
なので、PCで使用する製品は、PCが苦手な人には難しいこともあるかもしれません。
『CartReader』は、PCを使わずに吸出しができます。
操作は『CartReader』についている画面と2つのボタンで行います。
私の感想ですが、『CartReader』の操作は直感的でとても簡単だと思います。
『CartReader』吸出し対応ソフト
『CartReader』で吸出しできるソフト を見ていきます。
『CartReader』で吸出しできるソフトは、
『本体のみで吸出し可能なソフト』・『対応アダプタが必要なソフト』の2つ に分かれます。
- スーパーファミコン(SFC)
- メガドライブ(MD)
- NINTENDO64(N64)
- ゲームボーイ(GB)
- ゲームボーイカラー(GBC)
- ゲームボーイアドバンス(GBA)
スーパーファミコン(SFC)ソフトには『特殊チップ搭載カートリッジ』と呼ばれる特別な仕様のものがあります。
『特殊チップ搭載カートリッジ』の吸出しをするためには、『CartReader』基盤に部品が付いている必要があります 。
スーパーファミコン(SFC)ソフトの吸出しをする可能性がある方は、購入する際に確認することをおススメします 。
また、NINTENDO64(64)には『コントローラーパック』にセーブデータを保存するソフトがあります。
『コントローラーパック』のセーブデータの吸出しをするためには、
『CartReader』にコントローラーを接続するコードが付いている必要があります。
『コントローラーパック』のセーブデータを吸出す可能性がある方は、購入する際に確認することをおススメします。
- ファミコン(FC)
- ワンダースワン(WS)
- NeoGeoPpcket(NGP)
- セガマスターシステム
- ゲームギア(GG)
- PCエンジン(PCE)
私は『CartReader』用『ファミコン(FC)アダプタ』を追加で購入しました。
また、『NeoGeoPpcket(NGP)アダプタ』は『CartReader』用のものが入手困難だったため、
類似の他社製品用アダプタを購入しました。
こちらについては、『NeoGeoPpcket(NGP)』ソフト吸出しの際に詳細を記します。
購入したもの
こちらが、私が購入した『CartReader』・『ファミコン(FC)アダプタ』・『NeoGeoPpcket(NGP)アダプタ』 です。
上記以外に、ダイソーの収納ケース(お弁当箱)とケーブルを購入 してきました。
後述しますが、ケーブルは 端子部がマグネットで取り外し可能な 充電・データ転送対応ケーブル の使用をおススメ します。
外観
続いて、『CartReader』の外観 を見ていきます。
私が購入したものは、公式で配布されている3Dプリンタの部品は付属していないものでした。
なくても使用には問題ありませんが、不安定な部分を支えてくれたり 付いていると安心な部品ではあります。
3Dプリンタ部品がほしい方は選ぶ際に確認することをおススメ します。
個人的には、3Dプリンタ部品とマグネット式USBケーブルなら、USBケーブルを購入した方が良い様に思います。
購入する際は、よく検討してみてください 。
本体上面
本体上面のスロットは上から
『スーパーファミコン(SFC)』用
『メガドライブ(MD)』用
『NINTENDO64(N64)』用です。
その下に操作用の液晶画面とボタンが2つついています。
正面側面
基盤下右側のスロットは『ゲームボーイ(GB)』『ゲームボーイカラー(GBC)』『ゲームボーイアドバンス(GBA)』用 です。
左側には、LEDライトとmicro-SDカードスロットが付いています。
LEDライトは動作に応じて色が変化したり、点滅したりします。
使用する際はmicro-SDカードスロットにmicro-SDカードを挿入し、吸出したゲームデータはmicro-SDカードに保存されます。
左側面
右側上部に電源スイッチがあります。
左側下部にmicroUSBポートがあり、ここから電源供給・PCとの通信をします。
基盤の表面4か所はんだ付けされているだけで固定されていて、ケーブルを抜き差しする力でも簡単に剥がれてしまいます 。
これは『Arduino』というマイコンの部分で、誰が製作しても壊れやすいのは変わりません。
対策として、端子部がマグネット式になっているUSBケーブルの使用をおススメ します。
microUSBポートに端子を挿したままにしておいて、使用する際にマグネットでケーブルを繋げば、ポートに力がかからずに済みます。
私もマグネット式USBケーブルをネットで注文して、到着待ち中。
マグネット式USBケーブルが到着するまでは、ダイソーのUSBケーブルで吸出しを進めていきます。
後ろ側面
右側面
右側面には4つスイッチが並んでいます。
吸出すカートリッジの種類によってスイッチを切り替えて使用します。
スイッチの設定については、各カートリッジを吸い出す記事でご紹介します。
ファミコン(FC)吸出し用アダプタ
『CartReader』でファミコンカートリッジを吸出すために必要なアダプタです。
表
裏
スーパーファミコン(SFC)用スロットに挿入して使います。
挿入方向は『FRONT』と記載がある方が手前です。
NeoGeoPpcket(NGP)吸出し用アダプタ
『NeoGeoPpcket(NGP)』を吸出すために使用するアダプタです。
『CartReader』で用意されている『NeoGeoPpcket(NGP)』用吸出しアダプタの入手がとても難しいため 、
『GAMEBANK-web.com』で販売されている『NeoGeoPpcket(NGP)』用アダプタを流用 します。
結論から言うと、『GAMEBANK-web.com』のアダプタで問題なく吸出しできます 。
挿入するスロットは『CartReader』用NGPアダプタが『スーパーファミコン(SFC)』用スロットなのに対して、
『GAMEBANK-web.com』用NGPアダプタは『メガドライブ(MD)』用スロットに挿入 することになります。
詳細は『NeoGeoPpcket(NGP)』カートリッジ吸出し記事をご覧ください。
CartReaderでネオジオポケットソフトを吸出す方法はこちら↓
表
裏
メガドライブ(MD)用スロットに挿入 して使います。
収納する
『CartReader』・『ファミコン(FC)アダプタ』・『NeoGeoPpcket(NGP)アダプタ』は全て基盤むき出しです。
そのままでは不安なので、ケースに収納します。
それぞれのサイズを計測してダイソーで良さそうなサイズのものを探してきました。
選んだものがこちら。
商品名:ランチボックス(メンズ、750ml)
品番:お弁当箱 lunch Boxes No.30
サイズ・容量:幅20.5cm×奥行き14.5cm×高さ4.5cm・750ml
価格:110円
何と言っても、ダイソーなので110円でお手軽 。
お弁当箱だから、ふたをパチンとロックできます し、パッキン付でホコリ・湿気対策にもなる と思います。
私は収納中のこすれ・サビが怖いので、それぞれチャック袋に入れた上で、お弁当箱で保管します。
チャック袋に入れた『CartReader』・『ファミコン(FC)アダプタ』をお弁当箱に入れるとこんな感じ 。
『ファミコン(FC)アダプタ』の上に『NeoGeoPpcket(NGP)アダプタ』を入れるとこんな感じ 。
幅・奥行き・高さともに少し余裕があります が、ガバガバでもなく、ちょうどいい と思います。
多少の余裕があるため、他のアダプタがある方は一緒に入れられますし、ケーブルも一緒に入ります 。
もちろん、問題なくふたは閉まります 。少し中が透けて見えます。
まとめ
今回は、カートリッジ式ゲームソフト吸出し機『CartReader』とアダプタ2種、収納用ケースを紹介 しました。
私はPCのエミュレーターで遊びたいので、吸出しをするために購入 しました。
『CartReader』で吸出しができるゲームはプロテクトがかかっておらず、吸出しは問題ないとされています 。
しかしながら、私は法律に詳しくなく確実なことは分かりません。
もし本ブログの内容を参考にされる方がいましたら、あくまで自己責任でお願いいたします 。
『CartReader』のファームウェアアップデート方法についてはこちら↓
CartReaderでファミコンソフトを吸出す方法はこちら↓
CartReaderでスーパーファミコンソフトを吸出す方法はこちら↓
CartReaderでNINTENDO64ソフトを吸出す方法はこちら↓
CartReaderでゲームボーイ(カラー)ソフトを吸出す方法はこちら↓
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【Citra専用】改造済3DSで3DSソフトを吸出す方法はこちら↓
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